銀行から借りる＝古い考え？
ファストコンサルタントの吉野です。
会社経営とは切っても切り離せない
資金を調達するということ。
この資金調達と聞いて真っ先に出てくるのは
銀行融資ではないでしょうか？
日本の企業にとって銀行からお金を借りる
というのはごくごく当たり前のようになっています。
中小企業は特に銀行、信用金庫、信用組合など
からの借り入れ以外を検討することが
あまりないかなと思われます。
もちろん、日本政策金融公庫も調達先としては
あげられますが、ここでは銀行とほぼ同じ
調達先としておきます。
そんな資金調達手段の中で、
最近どんどん注目されている手段が、
です。
この言葉、お聞きになられたことは
あるのではないでしょうか？
最近は、有名人を起用したCMを放送している
クラウドファンディング運営会社が
出てきていますので、日本にじわじわ
浸透しつつあります。
ところで、クラウドファンディングとは何か？
ということを少しここでお話をしておきましょう。
通常資金を調達する際には、
銀行などに融資の申し込みをして、
現在の会社の経営状況、財務状況などを
を通して、審査をしてもらう形をとります。
また、ケースによっては今後の資金繰りの
計画書なども提出して銀行などが
慎重に判断、審査する場合も出てきます。
ではクラウドファンディングの方法とは？
簡単に言えば、こうなります↓
「プロジェクト成功の場合」
プロジェクト発足（資金達成金額設定）→
プロジェクトスタート→
プロジェクト成功→リターンの発送
「プロジェクト失敗の場合」
プロジェクト発足（資金調達金額設定）→
プロジェクトスタート→
プロジェクト失敗（資金目標額に達しなかった）
→資金は受け取れず→終了
要するに、銀行融資ではなく、
一般のお客様から資金を調達するという
新しい方法なんです。
ここからは、
少し詳しくクラウドファンディングの
全体を時系列的にご説明します。
１、クラウドファンディング運営会社のHPで
あなたの会社のプロジェクトページと呼ばれる
ページを作成する。
→このページを作成する際に、あなたの会社の
事業への思いやサービス、商品の魅力を
存分に伝えることが大事になります。
プロジェクトも全てのものが掲載できる
わけではなく、クラウドファンディング
運営会社が審査して掲載が決まる
仕組みをとっています。
２、プロジェクト作成に当たって、
支援してくれた方に提供していく
あなたの会社の商品やサービスを決める。
→これは「リターン」と呼ばれるもので、
支援をしてお金を出してくれたお客様に
お礼として差し上げるものです。
クラウドファンディングの中には「寄付」
という形のものもありますが、寄付型は
そのプロジェクトの思いが強いことは重要ですが、
社会貢献性なども必要になってくるため、
ここではリターンが発生する一般的な
クラウドファンディングについてご説明します。
このリターンは、例えばこれから新しい
商品やサービスを作るのであれば、
その新商品や新サービスをリターン商品
にしても構いません。
要は、そのリターンが魅力的であればあるほど
プロジェクトが成功する確率が高まります。
３、プロジェクトスタート
→いよいよここからあなたの会社の
プロジェクトがスタートします。
ここでポイントがあります。
ポイント１：各プロジェクトのページには活動報告
というものを書ける場所があるのですが、
あなたのプロジェクトが盛り上がっている様子や
リアルタイムに活発的に活動していることを
支援者にお伝えする必要があるので、
この活動報告のページに現在の状況などを
書いていく必要があります。
ポイント２：そのほかの広告媒体などでも
このプロジェクトを紹介し拡散していくことが大事です。
例えば、SNSやあなたの会社のホームページなど
お客様に知ってもらう機会を増やして、
今あなたの会社がこんな面白いことをしてるんだと
知ってもらうことが大事になります。
そのほかにもすべきことはありますが、
ここでは特に重要な２点をご紹介しました。
４ プロジェクト終了、リターンの発送
→無事にプロジェクトが成功した場合、
支援をしてくれたお客様にあなたの会社の
商品やサービス（いわゆるリターン）を
発送する作業に入ります。
この時にも、支援してくれたお客様に
感謝を伝える手段としてありがとうを
伝えるメッセージなどを添えると
今後もその支援してくれたお客様が
継続的にあなたの会社のファンになってくれる
可能性がありますので、
プロジェクトが成功したから終わりと思わず、
最後まで気を抜かないでください。
しかも、このプロジェクトでは、
お客様の大事な情報を得られるため、
今後また新たなクラウドファンディング
プロジェクトを立ち上げる際にも
再度の告知がしやすいというメリットもあります。
つまり、勘のいい方であればお分かりになりますが、
このクラウドファンディングという資金調達手段には
継続性（リピート性）があって、効果的です。
クラウドファンディングのメリット
・支援者（お客様）がそのまま継続して
ファンになってくれやすい
・銀行融資などで必要な事業計画書などは必要なし
・短期間で結果が出やすい
（だいたいスタートから１ヶ月程度）
・会社の試算表などを見せる必要なし
・誰でも簡単に始められる
（プロジェクトのスタートには審査はあります）
ここに書かせていただいた方法や流れは
クラウドファンディングのほんの一部の内容です。
この流れだけをつかんでいただくだけでも効果的ですが、
もしプロジェクトをもっと詳しく知りたいなどの場合は、
クラウドファンディングサイトなどをまずは
見てみてもいいと思います。
ここではいくつかのクラウドファンディングサイトの
リンクを貼っておきますので、
よろしければご覧ください。↓↓↓
クラウドファンディングサイト１ グリーンファンディング
ここは書店で有名なツタヤなどを経営している会社の
系列会社が運営しているサイトです。
クラウドファンディングサイト２ キャンプファイヤー
ここは、最近有名人を起用してCM放送しているサイトです。
クラウドファンディングサイト３ Makuake
サイバーエージェントグループが運営するサイトです。
ここで紹介しきれないクラウドファンディングサイト
はまだまだあります。
ここで紹介したサイトをご覧になられて、
まずはクラウドファンディングを
知っていただくきっかになればと思います。
私は、このクラウドファンディングを
新たな中小企業の資金調達手段の一つとして、
推奨しています。
もしも、もっと知りたいなどご興味がある方は、
下にあります、メールよりお問い合わせいただければ、
お答えをさせていただきます。お気軽にお問い合わせください。
本日は、新たな資金調達手段
の魅力をお伝えいたしました。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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